【初公開】科学的野球指導!小中学生は「脳」を鍛えて、野球センスを劇的に伸ばすべし

今回お伝えする内容です
【初公開】科学的野球指導!小中学生は「脳」を鍛えて、野球センスを劇的に伸ばすべし
こんにちは。
ホロス・ベースボールクリニックの石橋秀幸です。
今回は、かなり興味を持ってご覧いただける内容になるはずです。
なぜなら、最新の研究で、小中学生の脳には想像以上の「伸びしろ」があることがわかってきたからです。
「うちの子、ほかの子と比べて、野球センスがないのかも…」
そう感じているとしても安心してください。
これは、重要なポイントです!
実は、脳科学に基づいたアプローチで、お子さんの野球の能力は大きく伸ばせるんです。
今回の内容を最後まで確認することで、あなたの野球の練習に対する考え方が変わるはずです。
ということで、今回は次の内容をお伝えします。
- なぜ、才能がないと感じる子でも上達できるのか?
- 小中学生の脳が持つ無限の可能性とその活かし方
- 日々の練習を見直すヒント
これらの内容を、35年の研究と指導実績に基づいてお伝えします。もちろん、科学的にも証明された実践的な内容です。
科学的な能力アップにご興味がある方、お子さんの可能性を最大限に引き出したいと考えている方には必見の内容です。
ぜひ最後までご覧ください。
これからの野球の上達は科学的アプローチ
野球の上達に「持って生まれた才能」は必要ない!
そう聞いたら、あなたはどう思いますか?
「えっ? そんなはずはない!」と思うかもしれませんね。
確かにチームには、「生まれつき上手」だと感じる子もいます。でも、最新の脳科学研究が明らかにした事実は、多くのお父さん、お母さんに希望をもたらすはずです。
これだけは忘れないでください!
実は、お子さんの野球の上達は「練習の質」と「脳の使い方」によって大きく変わります。特に小中学生の時期は、脳が柔軟に変化する黄金期なのです。
これからお伝えすることは、今日からすぐに実践できるものばかりです。これらを取り入れることで、お子さんの野球スキルは、確実に向上していきます。
では、さっそく具体的に見ていきましょう。

小中学生の脳は無限の可能性を秘めている
「うちの子はセンスがないのかも…」
そう感じているかもしれませんね。チームでも、練習は真面目にやっているほうなのに、なかなか上達しないのは才能のせいなのかな?
実は、そんなお悩み、多いです。

もしかしたら、野球の伸び代は、「持って生まれた才能」で決まると思っていませんか?
ズバリ!それだけで決まるものではないんです。
最近の脳科学研究によると、特に小中学生の脳には驚くべき可能性があることがわかってきました。
お子さんの上達が遅く感じても、それは「センスがない」からではありません。単に脳の成長の仕方がそれぞれ違うだけなんです。
野球のバッティングやピッチングの動きは、脳からの指令によって行われます。実はこの働きは、日々の練習の仕方で大きく変化するのです。
「運動学習は、運動適応と技能習得を伴うプロセス」という研究結果もあります。
簡単に言えば…
練習を続けることで、”脳の中に新しい回路”がしっかりとつくられていきます。これが野球の技術を身につけていくことにつながるわけです。

ただ、技術習得には、”基本的な運動能力”が備わっていることも大切です。
その点については、「野球の4大スキルを高める基礎知識」で詳しく解説していますので、確認してみてください。
見えない成長を信じる大切さ
もしかしたら、今はお子さんの成長が見えにくい時期かもしれません。
「いろいろ試しているけど、なかなか…」
そう感じる時があるかもしれませんね。でも、そういう時期は誰でも経験するものです。
これだけは、覚えておいてください!
目に見えなくても、脳は着実に変化し成長しています。小中学生の脳は、これから大きく花開く可能性を秘めているのです。
この脳の働きは、日々の練習や経験によって形作られていきます。
焦らずお子さんのペースに合わせることが、実は科学的にも正しいアプローチなのです。
小さな成功体験を積み重ねながら、成長を楽しんでください。

脳を育てれば技術は伸びる
チームに1人は、”センス”を感じる子がいますよね。
何が違うのか?
それがわからないので、「センスは生まれ持った才能」だと感じてしまうわけです。
でも安心してください!
子どもの脳は、とても柔軟に変化します。つまり、これからのトレーニング次第で、誰でもセンスを伸ばすことはできるのです。
神経可塑性(しんけいかそせい)をご存知ですか?
これは、脳の神経細胞同士のつながりが、経験や学習によって変化する性質のことです。
特に小中学生の時期は、この神経可塑性が非常に高い時期なんです。まるでスポンジが水を吸収するように、いろいろなことを吸収し変化していきます。

脳科学を活かした野球上達のアプローチ
たとえば、バッティング練習を考えてみましょう。
最初はなかなかボールに当たらなくても、何度も繰り返すうちに、タイミングやスイングの感覚が身についていきます。
これは、練習によって「ボールを目で追う」「バットを振る」という脳の領域が活性化し、動きの連携がスムーズになるからです。

「アスリートの脳を解明し鍛える」によると、プロ野球選手は単に身体能力が高いだけではないことがわかっています。優れた認知機能を併せ持っているのです。
そう、プロのバッターは、ピッチャーがリリースした瞬間から、驚くほど正確にボールの軌道を予測しています。
これこそが、大切なポイントです!
この「見て、予測して、判断して、実行する」能力は、実はトレーニングで発達させることができるのです。
お子さんが伸び悩んでいると感じたら、今までと違うアプローチを試してみるのはいかがでしょうか?
精神論だけではなく、脳科学・スポーツ科学の視点を取り入れた練習方法を工夫してみましょう。
「でも、どんなトレーニングが効果的なの?」
そう思われるのは当然ですね。現在、私たちは効果的なトレーニング方法を整理しているところです。
こちらからメール登録をしていただければ、情報が整い次第、真っ先にご連絡いたします。
小中学生の脳は、新しいことをどんどん吸収する力を持っています。「才能」という言葉で諦めないでくださいね。
お子さんの可能性を信じて、様々な角度からサポートしていきましょう。

今回のまとめ
いかがでしたか?
今回は、野球の上達に活用できる脳の仕組を解説しました。
ポイントをおさらいしましょう。
- 小中学生の脳は柔軟で、練習で新しい神経回路が形成される
- 従来型の指導だけでなく、最新の科学の視点を取り入れると効果的
才能は生まれつきではなく、脳の神経細胞の繋がりを強化するトレーニングで伸ばせます。
お子さんの成長が見えにくい時期もありますが、焦らずにペースに合わせることが科学的にも正しいアプローチです。
それでは、引き続き野球の上達のために頑張っていきましょう。
次回も、さらなる野球の上達につながるアイデアをお伝えしますので、楽しみにお待ちください。
野球上達に関するお悩みや疑問点がありましたら、いつでもご連絡ください。
あなたからのご連絡をお待ちしています。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
参考文献:
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@article{相川聖2022イメージトレーニングがイメージ能力とパフォーマンスに及ぼす影響,
title={イメージトレーニングがイメージ能力とパフォーマンスに及ぼす影
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author={相川聖 and 高井秀明}, journal={スポーツ心理学研究},
volume={49},number={2},pages={169–183},year={2022},
publisher={日本スポーツ心理学会}
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