野球のバッティングは目をどう使うと上達するのか?
日本で一般的にビジュアルトレーニングとして知られているのは、広範囲に目を速く動かすサッケードと呼ばれる眼球運動です。
親指を立てた両手を、左右、前後、上下、斜めなどに広げて、親指を交互に見る眼球運動がありますね。
このトレーニングは、書籍やインターネットでも紹介されていますから、あなたもすでに行っているかもしれません。
確かに、以前はそのようなトレーニングが、動体視力を高めてバッティングのパフォーマンスアップにつながると言われていました。しかし、最近の研究でわかったのは、そのようなトレーニングが、バッティング技術向上につながらない可能性があるということです。
ということで、ここからは打者に有効なビジュアルトレーニングについて考えてみたいと思います。